ゲーム中、手元において置きたいハンディ会話集おすすめ度
★★★★☆
前半はゲーム中の場面場面に応じた会話の例文が提示されている。あいさつに始まり、パーティの誘い方、受け方、狩場・移動方法・狩の対象・連携などなどを決めるとき、役割分担、パーティを抜けるときなど、さながら海外旅行用の場面毎にまとめられた会話集のようだ。
とりわけ有用なのは普通の辞書には出ていない、チャットやオンラインゲーム、ひいてはファイナルファンタジー特有の言い回しだ。また今回面白かったのは、「Tab」キーで変換できる定型文辞書の章。ゲーム中、ヘンな変換がされたメッセージが飛び交っていることがあるが、「定型文辞書」が直訳したことにより、ヘンな日本語になっていたものらしい。アレはこういう意味だったのだ!と膝を打ちたくなる部分は1箇所や2箇所ではなかった。
後半は公式単語辞典ということで、ゲーム内に登場する、アイテム、地名、クエストの名称などがカテゴリ別に和英対比で記載されている。ただし実用を考えれば、カテゴリに分けずにおくか、別途英語、日本語別での索引があればもっと使いよいものになったのではないかと思われる。
ゲーム中に手元に置いて使うことを想定してか全体に軽めの印象。いままで英語圏プレイヤーとのパーティは躊躇していたプレイヤーもこの本を取っ掛かりに挑戦してみてはどうだろうか。
これで会話するのには工夫が必要おすすめ度
★★★★☆
星4つとしていますが、ほぼ星5つなんです。
英会話における注意事項(この言い回しはダメなど)、
様々なシチュエーションにおける簡単な会話や、
定型文、定型語、
ポロマシアを含む 地名、アイテム、クエスト、ミッションなど
ほぼ網羅されています。
ただしあくまでも簡単な会話であって、
これで十分かといえばそうではありません。
もう少し言い回しを載せても良かったと思います。
ですが、つたない英語で工夫するのもコミュニケーションの一つですから、
これでもokかもしれません。
ただ残念なことが一つ。
ジョブ名や合成名(木工、鍛冶など)などが書かれていません。
アイテム名やスキル名で工夫しろということ何だったら、
たとえば アイテム アビリティ スキル という基本英語などを載せるべきです。。
ちょっと薄いけどおすすめ度
★★★★☆
FF11プレイ中に起こりそうな、23のシチュエーションごとに英会話の例が3種ずつ。プレイ中にかたわらにあると安心できます。
欲を言えば、アイテムなどの名称が英語でどうなっているかを記した、FF11公式単語(和英)辞典は「あいうえお順」になっていて、英語名称を日本語名称で何というかって時に、検索するのに不便なので、「アルファベット順」に並べた英和辞典のパートも欲しかった。
概要
ほんの少し英語を使うだけで、ファイナルファンタジー11は何倍も面白くなる!
大ヒットRPGゲームシリーズの初のオンラインゲーム「11」は、海外とサーバーを共有するため、多くの海外プレイヤー(英語ユーザー)と共に冒険するのが特長。英語がダメだから、よくわからないから、という理由で海外プレイヤーとのパーティインを避けていると、思うようにレベルも上がらなくなってしまいます。本書はそんなプレイヤーのための1冊!「英語で話しかけられたらどうする?」「英語で道を尋ねたい」「狩り場を決めたい」「×××をお願いしたい」などなどいろいろな状況に応じた英語例文をわかりやすく紹介しています。また「ミスラ風山の幸串焼って英語で何ていうの?」というような場合は、6500 語以上を網羅した公式和英辞典でバッチリです。もちろんこれだけのワードをまとめて掲載しているのは本書だけ! これだけでもお買い得と言える1冊です。