出会えてよかったよ。おすすめ度
★★★★★
プレイステーションで一番最初に発売されたFFシリーズに
従来版にはなかったプログラムと一枚のデータディスクが追加された
インターナショナル(海外向け)版がお手頃価格のPSoneBooksで登場。
スーパーファミコンからプレイステーション/セガサターンへと
TVゲーム媒体が移行しつつあった時代、FF7がPSを選んだことでPSは
圧倒的な販売台数をセールします。
新作が発売される度に進歩極まる美麗CGを見ている上で
この作品をプレイするとすさんで見えてしまうとは思います。
しかしFF7というのは当時のRPGの常識を打破した、ゲーム史上でも歴史的な作品です。
先述の通り媒体を移行して容量も従来より爆発的に増え
サウンドの質の向上、ポリゴン・3DCGムービーなどグラフィックの新しい試み、
綿密に設定されたキャラクターたち・シナリオと何もかもが新しかった。
SFCのFF4からFFをプレイしていた私にとってこの変貌振りに
発売日前は不満不満で仕方なかったんですが何てことはない
製作に携わった方々の情熱と探究心、そして愛情がめいいっぱい注ぎ込まれた
素晴らしい作品でした(ただ少なからず、この変貌振りについていけなかった
SFCまでのファンの方々もいらっしゃいました)。
ああ思い出すのはFF7が初めて世に出た1997年の1月下旬。
コンビニへ急げ!のデジキューブのCMを見て本気でコンビニへ急いで走ったっけ。
PSは滅多にやらなくなりましたが、FF7発売から五年以上経過する今もなお
絶え間ない人気を誇り、PS one Booksとして再び発売されたことを大変嬉しく思います。
FFファンなら絶対プレイするべき一品です!
(シナリオも常識破りな所が。それをどう受け止めるかは人それぞれ
自分次第です。クラウドをめぐる恋模様も必見。アナタは誰派?)
古いゲームもいいものはいいね。おすすめ度
★★★★★
タイトルにもあるとおり、古い。
当たり前に古いゲームだからその機種であるPSの性能によりロード時間はきつい。
初ポリゴン実験的作品であるため同じPSシリーズの8・9の美麗グラフィックに比べてこちらもキツイ。
(当時からやってるファンとしては逆に今これが懐かしく新鮮味・親しみを覚える)
ようするに本編とは無関係のハード制約の部分はさすがに年代を感じるが
どれだけ時を経ても変わることのない感動を与えてくれる作品には違いない。
概要
海外で発売された『ファイナルファンタジーVII』を日本語バージョンに改良したもの。海外版はオリジナル版の焼き直しではなく、新要素を含めて、より遊びやすくなっているのが特徴。新要素というのは、イベントとムービーシーンの追加、およびプレイヤーの腕試しとして登場する「ウェポン」2体が新たに加わった点。 特に、イベントにはオリジナル版では語られなかった主人公クラウドの謎に迫るというファンには気になる内容が収録されている。そのほか、マテリアの付け替えが簡単になったり、戦闘シーンのテンポが一段と速くなったりと細かい改良もなされている。
また、本編のディスク以外にデジタル攻略ガイドともいうべき「パーフェクトガイド」ディスクが同梱されている。その中身は、イメージイラストをはじめ、ラフ原画や未公開映像、全モンスターデータなど貴重で興味深い設定資料が収録されている。なお、オリジナル版のセーブデータを持っていれば、本作でも使用することが可能だ。(池村慎一)