名曲ぞろいの名盤!おすすめ度
★★★★★
初めて「ゲーム音楽」というものを意識した作品がFFVでした。フィールド音楽の「悠久の風」をはじめ魅力的なメロディーがそろっており、単なる付随音楽としての役割を超えて単独で曲を聴いてみたいと思い、もう13年前にもなりますが、オリジナルのサントラとこの「悠久の風伝説」を買いました。
アレンジアルバムというよりは、オリジナルの曲を中心としたイメージアルバムといった趣で構成されており、このアルバムのための新曲も多く含まれています。7章からなる物語は、各章のはじめに英語による朗読が入り、原作の物語を追うようにメドレー形式で音楽が展開されていきます。
アレンジは原曲重視で、後のアレンジアルバムのような大胆さはないものの、矩形波では表現し切れなかった表情が、多彩な音で再現されています。個人的には「悠久の風」「水の巫女エリア」「最後の死闘」「エンディングテーマ」のアレンジが特に気に入っています。
さらに特筆すべきは、現在NHKの教育番組やCMなどで大活躍のボーカリスト・おおたか静流さんによるボーカルものが2曲収録されていることでしょう。いずれもこのアルバムのための書き下ろしですが、後の植松氏の歌ものへの傾倒の端緒となる作品でもあり、またおおたかさんの類まれな歌唱力も手伝って素晴らしい作品に仕上がっています。この2曲はおおたかさん自身のアルバムやFFのベスト盤「1987-1994」にも収録されています。
初めて聞いてから13年という月日が流れましたが、いまだにこのアルバムの輝きは失われていません。FFVをやった方はもちろん、そうでない方にもオススメできる一枚です。
FFVの世界にどっぷり浸かるおすすめ度
★★★★★
ファイナルファンタジーシリーズのアレンジアルバムの中では個人的には一
番よく出来ているような気がします。
収録曲はクリスタルの洞窟、フィールド(悠久の風)、通常バトル、エリア
のテーマ、ドーガの館、インビンシブル、暗黒の洞窟、闇の世界、ラスボスの
テーマ、エンディング、他です。CD1曲番に1曲ではなく、ストーリーの1
章という感じです。1曲番に複数曲が入り、冒頭で英語によるゲームストーリ
ー上のナレーションが入っています。CD全体でFFVの物語を追っていくという感じが良いです。
アレンジはかなり原曲重視に作られていると思います。曲を聴いてすぐどの
場面の曲か分かります。また、このアレンジを聞いて少なくとも私個人は「イ
メージが違った!」、という事はありませんでした。「悠久の風」は爽やかに、
「ドーガの館の曲」は神秘的に、というイメージ通りでした。
FFVファンには大満足な1枚だと思います。
悠久の風伝説おすすめ度
★★★★★
FFシリーズ中、”3”が一番大好きな私。
もちろん、音楽もシリーズ中一番!
とくに、この「悠久の風伝説」はFF3を知らない人が聴いてもいいんじゃないかな。
一曲一曲が英語のナレーションから始まり、癒しのような曲や神秘的な曲、
なかには邪教のようなイメージのも?(^_^;)
とにかく曲の流れがいい。一枚のアルバムとして完成度が高いと思います。
2曲収録されているオリジナルの歌(英語詩)もGOOD!
悠久の風伝説おすすめ度
★★★★★
自分は未だに、ファイルファンタジ-Vをやったことがありません。
それ以前に、このCDを聞くまでは
ファイナルファンタジ-シリ-ズ自体やったことがありませんでした。
それなのに、このCDを聞いて素直に「この音楽はすごい」と感じました。
数あるゲ-ムサントラの中でも最高クラスの出来だと思います。
各トラックの最初でストーリーのあらすじが英語で語られ、
物語に沿ってその場面の曲が流れます。
このCDオリジナルの歌(英語の歌とエジプト語?の歌)もありますよ。
買って絶対損はしません!!
概要
曲目リスト
1. 邪悪の胎動
2. 風の啓示
3. 彷徨の旅路
4. その大いなる導き
5. 陰と陽の攻防
6. 凶々しき渇望
7. 新たなる世界
内容(「CDジャーナル」データベースより)
いまや『ドラゴンクエスト』に匹敵せんばかりのビッグタイトルになってしまったこの「F・F」シリーズ。今回のCDは,新たに書き下ろされた音楽と英語のナレーションで構成されている。ゲーム体験者以外にもおすすめの一枚だ。