懐かしさ…おすすめ度
★★★★☆
ファミコン版「ファイナル ファンタジー」の移植版 …というよりは、ワンダースワンカラー版のグラフィックにムービーを追加したような作品だと思います。
6種のジョブから好きなジョブを選んで、好きな組み合わせで、4人パーティーを組んで冒険に出ます。
戦闘においては、エンカウント率はやや高め、魔法は店で買って覚えます。白魔術師4人で組んで、立ち向かっていくのもありです。
FFの初代作だが、飛空挺や、おなじみの魔法など、その後の作品にも受け継がれているものもたくさんあるので、未経験の人は、やってみる価値あり。
懐かしいゲーム
おすすめ度 ★★★★☆
ファミコン版よりグラフィック、サウンドが綺麗になりプレイしやすかったです。全体的に難しめだと思いますが、簡単になった「イージーモード」が追加されているので初心者も安心して楽しめるでしょう。
主人公達はしゃべらず、リアクションだけなので今のFFをやった後にプレイすると違和感があるかもしれません。パーティ構成は自由なのでナイトやモンクだけの攻撃パーティや黒魔術師や白魔術師だけのパーティにすることも可能です。
新しく追加されたCGムービーもかなり綺麗です。やって損はないゲームだと思います。
概要
発売されてから15年の長い歴史をもつ「ファイナルファンタジー」シリーズ。1987年にファミリーコンピュータで産声をあげた記念すべき第1作目が、ワンダースワンカラー版を経てついに Playstationで究極のリメイクを遂げた。「FF」シリーズの象徴とされる「クリスタル」をめぐる物語の幕が切って落とされたのだ。
グラフィックやサウンドのリニューアルはもちろんのこと、システム面もさらに遊びやすく改良されており、懐かしい雰囲気はそのままに、今となっては多少時代を感じてしまうような操作性の低さや、ゲームシステム面は現代向きにアレンジされている。もちろん、「コンフィグモード」が充実しているので、オリジナル性を重視したり遊びやすさを求めたりと、さまざまな設定でゲームを楽しむことができる。
さらに、初心者に優しい「イージーモード」があったり、「モンスター図鑑」や天野喜孝氏が手がけたイラストを鑑賞できる「アートギャラリー」などが用意されていたりと、プレイステーション版オリジナルの要素も満載となっている。
ワンダースワンカラー版から、さらに細かく描き込まれたグラフィックやバトル時のエフェクト効果のクオリティーアップ、サウンドの高音質化など、細かいアレンジを言い出したらキリがないが、オリジナルの雰囲気を壊すことなく丁寧に作り込まれている本作は、まさにリメイクの決定版といえるだろう。新しく追加された美しいオープニングムービーとともに、プレイ済みの人はファミコンで遊んでいた昔を思い出しながら、未経験者はファイナルファンタジーの長い歴史の原点を知るうえでも重要な作品ということで、楽しんでみては。(荒沢 有紀哉)